- 栄養士になり新卒で就職したものの、職場に納得がいかない
- 栄養士の資格をせっかく取ったので、他業界から栄養士に転職したい
- 栄養士でも定時で帰れる職場を探している
こんなことを思ったことはありませんか?
栄養士として働きやすい職場を探している方にはぜひ、保育園の栄養士をおすすめします。
保育園栄養士として働いている私ですが、めちゃくちゃ働きやすいんですよ。プラス、仕事以外の場で発揮されるメリットが多すぎて驚いています。
保育園栄養士になると、どんなメリットがあるのか。
実際に、保育園栄養士として働いている私がお答えします。
【現役栄養士が語る】保育園で栄養士として働く5つのメリット
1)毎日のランチが栄養満点

周りのOLの友人から聞きますが、毎日お弁当を作るのも面倒だし、外でちゃんとした定食を食べようと思ったら、1000円近くはしますよね。
ところが、保育園では毎日給食が出るから、自分でお昼ごはんを用意する必要がないんです。学校みたいなものですね。
しかも、給食費は月に8000円ほど。
5日×4週=20日とすると、8000÷20=400。つまり一食400円で、ボリュームも栄養も完璧な食事が、毎日食べられるわけです。
しかも、園児たちはおやつも食べるので、3時の手作りおやつが毎日つきます。
お昼ごはんもおやつの献立も、もちろん育ちざかりの園児の成長を考えて作られた、健康のお手本のようなメニューです。
メインとなる主食も、タンパク質も、野菜も、栄養素が偏りなく入っている、働く忙しい大人にとっても嬉しいポイントですよね。
社員食堂でも、こんなに栄養満点のランチは出てこないでしょう。
私も栄養士の学校に通っていたとき、研修で社員食堂に行きましたが、唐揚げ定食とか丼ものとかが多く、健康とは程遠い内容のメニューでした。
栄養もボリュームも満点の給食が、毎日食べられる。これは、保育園栄養士として働く大きなメリットです。
2)子どもがかわいい

働いていて思うんですが、本当に子どもに癒されます。癒されまくりです。
保育士さんの場合、子どもの面倒な部分や大変な側面もたくさん見ないといけません。
しかし、栄養士は給食を考えたり作ったりするのがメインの仕事なので、保育にがっつり関わることは、まずないです。
子どもの、いい部分だけに関われるのが保育園栄養士なんですね。
毎朝、出勤すると園児が遊んでいますし、特に0歳の子たちが集団でいると、この子たちは、天使なのか?天使がここにいるのか?と思うほど、本当にかわいいです。
顔を覚えてもらうと、目が合ってニコーッと笑ってくれたりするので、毎日癒されまくりです。
お昼ごはんは、私の職場では、厨房の栄養士や調理師も、子どもと一緒に食べます。
しかし、必ずしもすべての保育園で、栄養士も園児と一緒に食べられるというわけではありません。
子どもに積極的に関わりたい人は、子どもと一緒に食べる機会があるかどうか、就職前に聞いてみるといいですね。
3)どんな料理も作れるようになる

栄養士のすごいところが、どんな料理でも作れるようになるところです。
え、ウソでしょ・・・?と思うかもしれませんが、本当に料理の腕がめちゃめちゃ上がります。私も、レシピを見ずにたいていの料理は作れる自信があります。
知り合いに、妹が栄養士をやっているという人がいますが、言えばなんでも作ってくれるみたいです。
「チーズダッカルビ作って」と栄養士の妹さんにお願いしたら、「えー、作ったことないけど感覚でやってみる」と言って、調味料を適当に組み合わせて、あっという間に作ってしまったそうなんですね。
想像した通りの料理を、自由自在に作る能力が、働きながら身につくのも、栄養士の力ですね。実生活にめちゃくちゃ役立つ能力です。
普段、栄養士をやっていると、どんな料理も作れるのは当たり前かもしれません。しかし、レシピを見ずに、どんな料理も作れてしまうというのは、栄養士の特殊能力です。
生活にもかなり役立ちますし、あなたが結婚適齢期の女性なら、将来の結婚相手にアピールできるポイントになると思いますよ!
「料理教室に通わずして、料理が上手になる」
やはりこれが保育園栄養士の、大きな魅力。
料理教室に通わずして、というよりも、もはや毎日の仕事が料理教室のようなものですね。実務で体に覚えこませていく感覚です。
ある程度、料理に興味があって、料理が苦にならない人なら、保育園栄養士の仕事は楽しめると思います。現に私がそうですから。
4)離乳食が作れるようになる

保育園栄養士って、0歳の子の離乳食メニューを考えたり、実際に作ったりするんですよ。
離乳食のメニューを考えて作れるスキルがあれば、自分の子どもが生まれたときも、まず食事には困らないでしょう。
給料をもらいながら、離乳食を作る練習ができます。
本当に人生に役立つことを勉強させてもらっているなあと、働きながらつくづく思います。
5)保育園栄養士は毎日定時に帰れる


私の職場は、保育園に8時半に出勤して、毎日夕方の5時15分には終わるんですよ。残業もまったくないです。
本当に働きやすいです。
周りのOLの友人は、夜の20時や21時まで働いていて、毎日疲れ切って帰っていると聞きます。
ところが、保育園栄養士は、毎日必ず18時には家に帰れるんです。
仕事終わりの時間もゆっくりと過ごせて、ストレスがほとんどなくなりました。
まとめ

いかがでしたか?
保育園栄養士のメリットを5つまとめました。
1)毎日のランチが栄養満点
2)子どもがかわいい
3)どんな料理も作れるようになる
4)離乳食が作れるようになる
5)毎日定時に帰れる
あなたがもし、病院や老人福祉施設で、不規則な勤務時間や残業に悩まされているのだとしたら、保育園栄養士への転職はかなりおすすめです。
転職って、する前は「自分なんて・・・」とか、「今の職場よりも悪くなったらどうしよう」とか、いろいろな不安があって怖いですよね。
でも、いざ踏み切ってしまうと意外にストレスのない、今よりもすごくいい環境の職場が見つかるものですよ。
この記事で、保育園栄養士に転職する方法をまとめていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。