栄養士の資格をせっかく取ったから、転職するのももったいない気がするんだよね。
薄給な上に、職場によってはわりと激務だったりします。
- 栄養士の給料が少なすぎて生活が苦しい
- 栄養士で給料が少ないので、収入アップしたい
- このまま栄養士を続けるのは、将来が不安
どうやったら、安い給料に対処できるのでしょうか。方法を4つまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
【栄養士の給料安い問題】に対処する方法4つ
1)栄養士のまま、他の職場に転職する

今の職場の給料が安すぎる場合は、同じ場所に我慢してとどまるよりも、ほかの職場で、もっと給料の高いところへの転職を考えた方が近道です。
委託会社の栄養士で、老人福祉施設や病院の場合、遅番や早番のシフトもあって、激務で薄給のことが多いですよね。
激務で薄給の状態から抜け出すには、早いうちに転職活動をしてしまいましょう。私の友人も、あまりに激務薄給なので、入社5ヶ月で委託給食会社を辞めたそうです。
その友人は、薄給なのは結局変わらなかったのですが、遅番と早番のシフトがなくなり、休みがしっかり取れるようになったと言っていました。
薄給なのは変わらなかったとしても、せめて、働きやすさだけでも解消したいですよね。
栄養士のまま転職をしても、給料が低いのは変わらない?

ちなみに、悲しい事実ですが、栄養士のまま転職をしたとしても、給料は大きく変わらないことがほとんどです。
なので、
- 管理栄養士に合格して資格手当をもらう
- 副業を始める
このどちらか二つの道を選んだ方が良さそうです。
今、あなたが栄養士の場合、職場によっても金額は違いますが、「管理栄養士」になれば資格手当が3万円くらいはつきます。
2)栄養士以外の職場に転職する

それでも、栄養士業界は全体的に給料が低いうえに、給料アップもなかなか難しいという事実があります。
だとしたら、他の業界への転職も視野に入れてもいいと思いますよ。
給料が低いことで悩んでいるのだとしたら、いっそのこと栄養士を辞めて他の業界に転職するのが一番早いです。
というか、そもそも就職活動の段階で「栄養士で働くと給料がめちゃめちゃ安い」ということに気づいて、保険会社など全く別の業界で就職活動をする学生もたくさんいるみたいです。
私も、今は保育園の栄養士をしていますが、手取り月収が15万円ほど。
今は区の家賃補助制度があるのでやりくりできていますが、家賃を全額自己負担になったら、貯金もほぼできない。給料のほとんどが生活費で消えていくような気がしています。
「残り2年間で、区の家賃補助制度も終了するかもしれない」と言われているので、家賃補助が出なくなったら、栄養士を辞めて転職することを考えています。
3)副業をして収入アップする

栄養士がどんな副業ができるかというと、たとえばこんな仕事。
- 健康コラムのライター
- 栄養士ブログで広告収入を得る
- オンライン家庭教師などダイエット指導
- 料理代行
私はこの中で、健康コラムのライターやブログをやっています。
健康コラムなら、栄養士の知識が活かせますし、パソコンがあればできるので、副業の第一歩として始めてみるのも良いのではないかと思いますよ。
ココナラでは、ライターの仕事が紹介されているので、一度やってみるといいかもしれません。お金をもらいながら、文章を書く練習にもなるので良いですよ。
私もライターの仕事を経験することで、文章を書く力がアップしました。
「のちにフリーランスの栄養士になりたい」という人にも、ライターの経験をしておくのはおすすめです。
また、別の知り合いの栄養士は、「フィンク」という会社でダイエット栄養指導を副業でやっているそうです。
栄養士という専門知識を活かしながらお小遣いが稼げるので、すごくやりがいがあると言っていました。
副業の手段はいろいろとありますが、まずはどれか一つ選んでみて、集中的にやってみることをオススメします。
4)家賃を節約する

なぜ、家賃を節約するのか。なんとなくわかるかもしれませんが、固定費の中でも家賃はかなり大部分を占めます。
友人の話を聞いたり、自分の置かれている環境を見て思いますが、栄養士業界は給料をはじめ、福利厚生の待遇も一般企業と比べて手厚くありません。
家賃補助が出たとしても、本当にごくわずか。
補助と言えるような金額でないところがほとんどでしょうから、やっぱり何かしら、自分で工夫する力が必要です。
- シェアハウスに住む
- ルームシェアする
- 実家から通う
栄養士で、一人暮らしをしている人もいますが、保育園のような区の家賃補助制度や寮の制度がない限り、かなり生活がきつい状況になります。
せめて、家賃だけでも低く抑えられるように工夫した方がいいと思います。
まとめ


◆栄養士のまま、他の職場に転職する
◆栄養士以外の職場に転職する
◆副業をして収入アップする
◆家賃を節約する
正直、給料を上げるなら、栄養士業界にとどまるよりも他の業界に転職してしまうのが一番早いです。
栄養士という資格は、職場を辞めたとしてもなくならないので、転職先が合わなかったら、最悪また栄養士に戻ることもできます。
これが手に職の強みですね。場所を選ばなければ、無職にはならない。
せっかく資格があるからこそ、それを保険にして、別の業界にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。